ひとり暮らしの初期投資 2
部屋を借りる時には、敷金も発生する。通常は家賃の0~3ヵ月分くらいが目安だが、マンションタイプになると保証金という名目(敷金の一部を退去時に償却するのが普通)に変わる場合も。
契約のとき、家主に対して敷金を預けておくもので、敷金は家主に預ける金銭なので、賃貸借契約の終了時に返却してもらえる。しかし、部屋の賃貸で最も多いトラブルが、この敷金だ。返却のルールは原則的に全て契約書に書かれている。
四谷にある情報ビジネスの専門学校に通う向島くんは先輩に悲惨な話を聞かされている。
「春に先輩が卒業して故郷の山梨に帰ったんですが、その時に散々もめたと聞かされました。何でも、退去時に壁紙が汚れていたから修繕費用がかかるので、敷金が返るどころか、逆に2万円を追加請求されたというんです」
先輩は酒も煙草もやらない人なのに、“壁紙が汚れたのは煙草のヤニのせいだ”と言われたとか。先輩の弁によれば、元々このくらいの色だったのこと。それで暫くもめていたらしいが、「毎日のように携帯に支払い要請が来てノイローゼ気味でしたよ」たまたま同級生が法学部の人で、助けてもらったというが、ヤクザまがいの業者もいるので注意したい。
