ひとり暮らしを「新聞奨学生」ではじめる
新聞奨学生もひとつの選択肢だ。ひとり暮らしというだけでなく、東京に出てきて学校に通うということは、それだけでやはり費用がかかる。交通費、引越費用、学費、生活用品の購入等々…。それらを場合によっては全て見てくれるという有難い話が「新聞奨学生」だ。しかし、その代わりに新聞を配達するという最低限の仕事をしなければならない。考えようによっては「バイトを見つける手間が省ける」とも言えなくはないが、「それはやったことがない者が言うこと」と三鷹に住む木村くんは言う。静岡県出身の彼は、家に負担をかけたくないと、自分で新聞奨学生の道を選んで半年。その間に何度も辞めたいと新聞店に話したと言う。「朝刊だけの配達だけど、毎日は辛い。空いた時間には集金と勧誘もして。勉強する時間が何にもないんですよ」会計士になるための勉強はあと2年ある。今年一年は何とか頑張るつもりだが、来年は自分でアパートを借りるかもと話す。
