ひとり暮らしの住まい選び 3

偏見や差別で言うわけではないが、女性の場合は風呂又はシャワーがついていない住まいは厳しいものがあるだろう。そうした物件となると、都内では60,000円以下は考え辛い。バイト収入を含めて14万円程度は月の生活費がないと普通の生活をするのは相当厳しいと覚悟が必要だ。
家賃が生活費の半分を超えたら食生活と交際関係はジリ貧だと思ったほうがよい。
吉祥寺駅から徒歩20分のマンションに暮らす山内さんは家賃65,000円、生活費は仕送りとバイトを含め13万円とかなりスレスレな生活。駅までは自転車、新宿のアパレル系の専門学校には電車で一本と便利ではあるが、経済的には厳しい。しかし、救いは山梨の実家が農家なため、米と野菜の配給あり。自炊で素食を楽しみ快適ライフだ。

「どこに行くにも自転車ですね。これなら交通費も要らないし、終電の心配もない」
そう話すのは、豪徳寺に住むゲームクリエイター志望の長谷川くん。代々木の専門学校までは小田急線沿いに渋滞も関係なしにスイスイと20分。ワンルームの部屋は家賃55,000円。
ツール・ド・フランスをTVで見て自転車ファンになり、高校時代にバイトで買った愛車は10万円のロードレーサー。改造を重ねさらに10万円ほどかかっている。
「居酒屋のバイトは終わるのが午前2時。電車では無理です」
雨の日こそ辛いが、交通費がかからないと生活も楽だと言う。
「夜は賄いも出るので食費も浮いて、貯金ができているくらい。問題は、課題をやる時間がなくて…」
問題はむしろ本業の勉強らしい。

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