ひとり暮らしの住まい選び 2
一般的に、家計における家賃の比率は「収入の3~4割以内」と言われる。アルバイトの収入は頑張っても月10~15万円程度。家賃は40,000~60,000円という計算だ。通学が楽な方がいいのは当然だが、その分家賃が高くなる。自転車などを利用すれば交通費は随分と節約できるが、実は東京という所は「坂道が多い」街なのだ。また、遠すぎても家賃は安くなるものの、交通費が高くなってしまう。
高田馬場の専門学校に通う飯田くんの場合、西武線田無駅からほど近い下宿風のアパートに住んでいるが、風呂無し・トイレ共同という条件だが、そんなに不便は感じないという。「高田馬場まで20分程度。家賃が月3万円というのは魅力です。風呂は最初は銭湯に行っていましたが、この春からスポーツジムでバイトを始めたので、そこでシャワーが使えるので(笑)」まさに暮らしの知恵である。
プロのミュージシャンを目指す柴田さんは、学校がある水道橋にほど近い1DKのマンションでひとり暮らし。家賃は11万円と専門学生には少々高い。しかし、彼女にはそれだけの部屋でないと困る事情もある。彼女の担当楽器はドラム。DKにはサイレントドラムやキーボードなどの機材がギッシリ。「そんなに音は出ないので騒音はそれほど問題ではないんです。でも、これだけの機材がおける部屋となると」故郷の栃木で中学3年から始めたバンド活動。高校入学後間もなく、卒業後は音楽専門学校に通って勉強しようとバイトをして貯金を始めた。現在はNTT社員の父親が4万円だけ仕送りしてくれる。
「今はバイトもしているし、家賃の高い分は何とか自分の貯金でやりくりしています。親には迷惑はかけないつもり」目標のために高校時代から準備した頑張り屋さんだ。
