ひとり暮らしを「ルームシェア」ではじめる 1

ルーム・シェアリング(友人との共同生活)を“ひとり暮らし”というかどうかは疑問の残るところではあるが、それによって借りられる物件は、ひとりで借りるものよりもはるかに立派な分譲マンション並みのものになるだろう。賃貸物件でもある程度の高額になると、分譲マンションクラスの物件が借りられる。賃貸マンションに比べて造りもしっかりしていて、暮らしむきは格段に向上するだろう。福祉介護の専門学校に通っている今岡さんの場合は、
「すごくラッキーでした。たまたまシェア物件を探していたら、三年間海外赴任されるご夫婦の所有するマンションに行き当たって、私たちがしっかりしていそうな女性だということで不動産屋さんが話をつけてくれて」学校がある代々木からも近い3LDKのデザイナーズ・マンション。「築2年の物件ですから快適ですよ」

ただ、ルームシェアには、どうしても諸問題が浮上する。プライバシーの境界線や共有部分の約束事など、微妙な部分から関係が悪化したりするので。取り決めや約束事をなるべくカッチリと決めることでしょう。しかし、それ以外の苦労も…。星崎さんは苦労談をこう話します。
「一緒に住むまで気づかないことって案外あるものですよ。シェアしたのは、同じ簿記会計の専門学校の同期。普段は本当に仲良しだったんですけど、初日の晩にそれが発覚。彼女、とにかくもの凄い“いびき”だったんです。同じ女性とは思えない凄まじいいびきは壁一枚を隔てて大騒音!それで一睡もできず。でも、彼女は自分がいびきなんてあり得ないって…」結局ひと月で破局。学校がある新宿に近いアパートに移ったという。

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