ひとり暮らしに必要なもの 2
冷暖房機器は、その人がどのような環境で育ったかによって決定される。
冷暖房完備の環境で育った子はどうしても無しではいられないだろうし、それらがないまま育った子は無しでもある程度は頑張れる。しかし、住まいの場所や造りにもよるが、東京の夏は思うほど甘くない。殊に最近では“ヒートアイランド現象”などで東京などの都会の猛暑は筆語に絶する。
暑さで死ぬ人は決して稀少だが、「熱中症」などによって死にいたることは皆無ではない。東京の冬も侮れない。部屋の中なら即凍死ということはないにしても、風邪などから肺炎を起こしたりということを考えれば危険度は低くない。やはり、ある程度は必要と考えるべきだろう。
エアコンが設置されている部屋も多いが、その分家賃が高かったり、いずれにしても使えば光熱費はかなりかかる。
漫画家志望で神田の専門学校に通う藤森くんは、「夏は最低扇風機、冬は見かけは悪くても灯油ストーブが光熱費を抑えて効率的。どちらも中古品店で格安で手に入る。家でも漫画を描くので、冬はこたつが重宝です」と話す。
