ビルおたくの行き着く先は…
「僕はビルおたくなんですよ」
開口一番、設楽くん(19歳)が発したのは、そんな言葉でした。
彼が通うのは、建設設計士を養成する専門学校。彼はCADのスペシャリストである2次元・3次元の1級資格取得を目指しています。
彼のビルおたくが始まったのは小学校高学年の頃。
家族でシンガポールに行った際、世界最高峰の高層建築を見た時だと言います。
せっかく行ったのに、上には上らなかったそうで、
「実は高所恐怖症なんです(笑)。ビルおたくは、あくまで建築マニアですからね。下から見ればそれで満足なんです。上に上る必要はないんです」
CADを勉強しながら、電気工事士も取るつもりのようで、勉強している時間の方が食事や睡眠の時間よりも多いと笑います。
卒業後は就職の予定ですが、建築の勉強が楽しければ、大学編入も検討していると言います。
勉強に忙しい中でも、月に一度は街に建築物を眺めに行くそうです。
「見ているだけで楽しいのに、自分が作るとなれば気が狂いそうに楽しいですよ」
と本当に建築物が好きなようです。
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